電子タバコのリキッドの種類

電子タバコ用のリキッドとして使われる場合の特徴とは?

2017年04月10日 14時31分

 
PG(プロピレングリコール)の代用品や添加物として使用されるシーンが多く見られます。
PGと比較すると電子タバコで使った場合の蒸気の分量が多くなることがあります。
爆煙仕様の電子タバコを満喫してみたい人にお勧めできる成分がVG(ベジタブル・グリセリン)です。
 
PGよりも吸った感覚がVGの方が、「重い感じ」がします。
PGよりもVGの方が安全性の角度から見た場合には、より安全だとする評価があります。
ですが、殺菌効果という側面から見るとPGよりは低いです。
菌が繁殖しやすいデメリットを持っているのです。
 
VGベースのリキッドにカビが入ってしまうと、わずか3日程度でカビが繁殖してしまうでしょう。
それを避けるには冷蔵庫に入れて保存することです。
そして、VGには粘度もあります。
電圧が強いタイプの電子タバコで使ってしまうと、ウィックへのリキッドの供給が不足してしまうことになります。
ドライヒット(リキッドの供給が足りないままウィックが加熱されてコゲる現象)が発生しやすくなるので注意が必要です。
 
以上のような特徴がVGとPGにあります。

ポイントを整理しておきましょう。
【PG(プロピレングリコール)】
香料の味はのりやすい。
蒸気の分量は少ない。
 
【VG(ベジタブル・グリセリン)】
蒸気の分量は多い。
香料の味が乗りにくい。
 
 
 
PG(プロピレングリコール)とVG(ベジタブル・グリセリン)の比率
 
一般的に見てみるとVGの比率は70パーセントから50パーセントの電子タバコのリキッドが多いです。
その反対がPGになります。30パーセントから50パーセントの比率です。

電子タバコで、しっかりと味を楽しみたいならば、「PG50%/VG50%」のリキッドがいいでしょう。
電子タバコで、蒸気の分量にこだわりたいならば、「PG30%/VG70%」のリキッドをオススメします。